E 【桃園・新竹】 共鳴する歴史と暮らしを感じる旅
Taoyuan&Hsinchu: A journey of resonance between history and life
- コース概要:台湾北西部に位置する歴史あるまち、桃園と新竹を巡りながら、文化資産が時代を越えてどのように受け継がれ、地域の暮らしとどのように結びついているのかを体感します。単に歴史をたどるだけでなく、現代の社会において文化資産がどのような価値を持ち、日々の暮らしの中でいかに活かされているのかを学ぶ旅です。
Daxi flourished into Northern Taiwan’s most prosperous trading town in 1800’s due to river transport, and it’s trade has nurtured the wealth of this place, and it’s prosperity is comparable to that of Dadaocheng in Taipei. Hsinchu is the earliest developed city in northern Taiwan. Nanliao was the starting point of the transportation lane in the Qing Dynasty. The fishing port not only has a fishing market but also a shipbuilding industry. Let’s witness the contemporary pulse of cultural assets, and discover the resonance between history and life.
- 日時:2025年11月2日(日)13:00-11月4日(火)
- 参加費:11,000台湾ドル / 人(交通、食事、宿泊、ガイド、体験プログラム、通訳、保険などの費用を含みます。)
募集定員:30名(最少催行人数:20名) - 宿泊:2名1室(相部屋)
※同室希望がある場合は申込時にお知らせください。希望がない場合、性別ごとに部屋割りを行います。 - 出発/解散:華山1914文化創意産業園區(台北大会会場)/桃園国際空港
- スケジュール(予定):
11月2日(日) 集合:華山1914文化創意産業園區(台北大会会場) → 大渓老街 → 大渓木芸生態博物館・街角館 → 夕食:純境私廚Johnの特色料理 → チェックイン・宿泊:ホテル(桃園市内)
11月3日(月) 集合:ホテルロビー → 新竹南寮漁港 → 昼食:新漁人碼頭海鮮餐廳 → 新竹市定古蹟・周益記 → 夕食:東門市場(各自) → チェックイン・宿泊:ホテル(新竹市内) ※朝食は各自でお済ませください。
11月4日(火) 集合:ホテル → 桃園竹囲社区 → 昼食:竹囲活動センター → 解散:桃園国際空港 ※朝食は各自でお済ませください。 - 主な訪問先:
■ 桃園・大渓老街:清代には中国大陸との交易によって栄え、商業の中心地として発展した大渓。日本統治時代にはバロック様式が取り入れられ、和平路や中山路などの通りには、西洋建築の装飾と、中国伝統の吉祥文様(魚やコウモリなど)が融合した、大渓ならではの美しい街並みが今も残されています。
■ 桃園・大渓木芸生態博物館:2015年に設立された、地域とともに歩むエコミュージアムです。11の展示館を通して、木工や建築、地域の歴史や暮らしについて学ぶことができます。住民主体の活動により、地域に根ざした文化が再評価され、現代の暮らしの中で生かされています。
■ 新竹・南寮:清代末期に港が築かれて以来、1959年の漁港整備を経て、造船や製氷、水産物流の拠点として発展してきた南寮。現在では観光と文化の拠点として再生が進められています。かつて漁民たちが使用していた漁具倉庫や魚市場の跡地は、漁業の記憶を伝える新たな文化資源として注目を集めています:
■ 新竹市定古跡・周益記:北門街にある仿バロック様式の商家建築で、1926年に現在の姿に改築。2013年には、新竹市で初めて民間住宅から市定古跡に登録されました。現在は「古跡学校」として修復が進められ、地域文化を伝える拠点としての再生が期待されています。
■ 桃園市大園区・竹囲社区:桃園航空城計画により移転を余儀なくされる中、住民たちは地域の歴史や暮らしの記憶を記録し、次の世代へ伝える取り組みを続けています。多くの住民がすでに移転した現在も、活動センターには人々が集まり、「人と人とのつながりがある限り、地域は生き続ける」という思いのもと、住民同士が支え合いながら、その絆を育んでいます。 - こんな方におすすめ:
・歴史的建築や地域文化、民俗に興味がある方
・教育・文化・地域づくりに関わる方
・持続可能なまちづくりや住民主体の地域再生に関心がある方

