H 【花蓮】 先住民族文化と日本統治時代の足跡を巡る旅
Hualien: A Small Journey Along the Mountain Route
- コース概要:
台湾東部の花蓮は、太平洋と中央山脈に囲まれた地域です。ここでは先住民族が自然と共に暮らし、独自の文化と生活を大切に守り続けています。本コースでは、中央山脈西麓に位置する7つの村落で構成される「山下線エリア」を巡ります。太魯閣(タロコ)族や阿美(アミ)族の伝統文化、日本統治時代の移民村の歴史、そして地域の再生や文化創造の現場を訪ね、多角的にこの地の魅力を体験する旅です。
Hualien has it’s back to the Central Mountain Range and faces the Pacific Ocearn, is known for it’s extraordinary scenery, and home to many aborigine tribes. The trip will take you to visit villages at the foot of the mountain, experience the traditional culture of the Taroko and Amis tribes, and visit the immigrant village set up during Japanese period. Hualien is a completely different experience to the rest of Taiwan, come experience its charm. - 日時:2025年11月2日(日)13:30〜11月4日(火)
- 参加費:11,500 TWD/人(交通、食事、宿泊、ガイド、体験プログラム、通訳、保険などの費用を含みます。)
募集定員:30名(最少催行人数:20名) - 宿泊:2~4名1室(相部屋)
※同室希望がある場合は申込時にお知らせください。希望がない場合、性別ごとに部屋割りを行います。
※追加料金1,000台湾ドルにてシングルルームも選択可能です(室数限定/先着順)。 - 出発/解散:華山1914文化創意産業園區(台北大会会場)/桃園国際空港
- スケジュール(予定):
11月2日(日) 集合:華山1914文化創意産業園區(台北大会会場) → チェックイン:順泰旅店 → 交流会:大同戲院 → 宿泊:順泰旅店
11月3日(月) 集合:順泰旅店ロビー → 散策:支亞干部落 → 考古探検 → 昼食:太魯閣族の郷土料理 → 散策:七脚川部落 → 柿染め体験 → 夕食:阿美族の郷土料理 ※朝食は各自でお済ませください。
※遺跡保護のため、考古体験は参加者をA・Bの2グループに分けて実施します。Aグループは午前、Bグループは午後に支亞干部落での考古体験を行います。
11/4:日治時期移民村豐田村探索 -> (午)在地定食 -> 桃園國際機場 (預計 17:30抵達 - 主な訪問先:
■ 支亜干部落:支亞干部落は、山から移住した太魯閣族の部落で、台湾玉石文化の起源にも関わる地です。今回の旅では、部落の人々や考古学スタッフとともに発掘現場を訪れ、南島語系文化の魅力にふれます。
■ 山下部落:かつて花蓮北部最大の阿美族部落だった七脚川部落は、1909年の「七脚川事件」で多くの命が奪われ、住民は南へ逃れました。現在、寿豊村に定住した人々が、失われた歴史や文化を田野調査や工芸活動を通じて再発見し、部落の再生に取り組んでいます。
■ 豊田移民村:豊田は、日本統治時代に整備された三大官営移民村の一つです。今回の体験では、当時の日本人が残した日記や村の歴史、古地図を片手に物語の舞台となった場所を訪ねながら、100年にわたる豊田村の記憶と風景を一つひとつ紐解いていきます。
■ 大同戲院:1960年代に建てられた劇場で、かつては娯楽や学びの場として親しまれていました。1970年代以降は閉館されていましたが、2023年に地域住民の手で修復され、今では文化・子育て・交流の拠点として活用されています。
■ 順泰旅店:1970年代、創業者が偶然訪れたこの地の人々の温かさに触れて開業した小さな宿。現在は三代目が受け継ぎ、レトロな趣を残しながらも現代的にリノベーションされ、懐かしさと心地よさが同居する空間になっています。 - こんな方におすすめ:
・地域に根ざした文化や暮らしの保存・活用に関心のある方
・台湾先住民族の文化と現代の共生の姿に触れたい方
・歴史や文化を通じた地域づくり・観光に関心のある方

