【宜蘭】 蘭地生活尋跡

【宜蘭】 蘭地生活尋跡
Yilan: Tracing the Rhythms of Lan-Life

  • コース概要: 台湾東北部、山と海に抱かれた宜蘭。蘭陽渓の恵みによって育まれたこの地では、200年以上にわたり、人々が自然と共に生きてきました。本コースでは、歴史が息づく旧市街のまち歩きや、若者が挑む農村再生の現場、そして海とともに暮らす漁村文化に触れながら、多彩な地域の魅力を体感します。伝統工芸に触れ、温泉に癒され、地域を支える人々の声に耳を傾けながら、日常に根ざした豊かさと温かさに出会う旅です。
    Yilan Plains facing the Pacific Ocean, is located on the Northeastern corner of Taiwan. For more than 200 years, Yilan thrived due to reclamation and timber. It is also rich in water resources and famous for its hot springs. Traditional crafts, farming village, fishing village are all life style that is protected and nurtured by local communities.
  • 日時:2025年11月2日(日)13:30〜11月4日(火)
  • 参加費:9,500台湾ドル/人(交通、食事、宿泊、ガイド、体験プログラム、通訳、保険などの費用を含みます。)
    募集定員:40名(最少催行人数:30名)
  • 宿泊:2名1室(相部屋)
    ※同室希望がある場合は申込時にお知らせください。希望がない場合、性別ごとに部屋割りを行います。
  • 出発/解散:華山1914文化創意産業園區(台北大会会場)/桃園国際空港
  • スケジュール(予定):
    11月2日(日) 集合:華山1914文化創意産業園區(台北大会会場) → 宜蘭旧市街散策 → 夕食:礁渓温泉 → チェックイン・宿泊:ホテル(宜蘭市内)
    11月3日(月) 集合:ホテルロビー → 員山郷深溝村 → 昼食 → 五結郷二結地区(旧二結農会穀倉・紙文化館・王公廟)→ 夕食 → 礁渓温泉 → 宿泊:ホテル(宜蘭市内) ※朝食は各自でお済ませください。
    11月4日(火) 集合・チェックアウト:ホテルロビー → 頭城鎮亀山島社区・大渓漁港 → 昼食 → 解散:桃園国際空港(15:30頃到着予定) ※朝食は各自でお済ませください。
  • 主な訪問先:
    ■ 宜蘭市旧市街:200年以上の歴史をもつ宜蘭の旧市街には、廟や旧校舎、文化施設が点在しています。細い路地を歩くと、銅鑼や刺繍、神像彫刻などの伝統工芸を受け継ぐ職人たちに出会えます。また、老舗の小吃(台湾式軽食)店では、地元の味も楽しめます。
    ■ 礁渓温泉:台湾でも珍しい平地に湧く炭酸水素塩泉。肌当たりの良い透明な湯は、日本統治時代から地域の癒しと経済を支えてきました。温泉の背景にある歴史にも触れながら、ゆっくりと心と体を癒します。
    ■ 員山郷深溝村:都市から農村へ。農村に根ざした持続可能な暮らしを目指す若者たちが集い、農村と人をつなぐ新たな取り組みが広がっています。わずか一坪から始められる「一坪地主」体験や農作業のワークショップを通して、これからの農業のかたちを感じてみませんか。
    ■ 五結郷二結地区(穀倉・紙文化館・王公廟):旧二結農会穀倉は、住民の手で守られ、現在は稲作文化を伝える拠点として活用されています。隣接する大二結紙文化館では、紙づくりの歴史や創作的な紙工芸を紹介しています。荘厳な二結王公廟では、毎年千人規模で「王公過火」が行われており、地域の誇りを伝える貴重な民俗文化となっています。
    ■ 頭城亀山島社区:かつて亀山島で暮らしていた人々が移り住んだ大渓地区。文化館では、漁具や昔ながらの玩具を通じて、漁村に根ざした暮らしの知恵や人々の想いを感じ取ることができます。媽祖を祀る拱蘭宮や、活気あふれる港の風景も見どころです。
  • こんな方におすすめ:
    ・地域文化の保存や伝統工芸に関心がある方
    ・農村の持続可能な暮らしや再生に関わっている方
    ・地域資源を活かした観光や交流事業に取り組む方
ja日本語